粉末中性子回折装置
T1-3 HERMES

[English]
概要
本装置は改造三号炉実験利用棟内の熱中性子導官の第三ビーム孔T1-3に
設置された二軸中性子回折装置で、主として、粉末試料を用いた結晶構造解析、
磁気構造解析に使用される。1996 年、計測能率と分解能の向上のため、150本の
3He カウンターを使った複カウンター計測システムとした。それに伴い、計測
系、制御系も全面的に更新し、TEMCONによる温度制御、および室温での試
料交換の自動化が出来る High Efficiency and Resolution Measurement System
になった。
仕様及び性能
モノクロメーター | Ge(331) (縦焦点型) |
中性子波長 | 1.84Å |
テークオフ角 | 2θM=90゜ |
角度範囲 | 1<2θS<160゜ |
コリメーター | 第一(熱中性子ガイド管)6’ |
第二 open |
第三 18'(固定) |
ビームサイズ | 10mm × 25 mm |
分解能 | 2θ=18' at the best |
Δ2θ/2θ=0.33% |
検出器 | 3He × 150 |
試料寸法 | φ7×30 |
制御ソフト | HERMES+TEMCON |
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装置の紹介
中性子散乱研究施設のホ−ムペ−ジ
物性研のホ−ムペ−ジ