第11回日本放射光学会年会の開催中に、下記のようなVUV・SX高輝度 光源利用者懇談会総会を開く予定です。高輝度光源計画の変更を主な議題とし て、活発な議論により、ユーザーのご意見をうかがいたいと思います。できるだ け大勢の方の参加をお願いいたします。
記
VUV・SX高輝度光源利用者懇談会総会
日時:1998年1月9日(金)、14:50ー16:10
場所:第11回日本放射光学会年会・会場CASTセミナールーム
議題: 1)報告(太田会長)
2)VSX第I期計画案について
3)その他
高輝度光源計画の変更については、諸般の事情の変化に何らかの対応をせざ
るを得ないものと認識の上、1997年10月9日にVUV・SX高輝度光源
利用者懇談会の拡大幹事会が開かれ(まとめ役:尾嶋正治)、計画の縮小が提
案されました。その席上、加速器側が、その可能性を検討することとし、12
月10日の拡大幹事会にその結果を報告することになりました。11月22日に
はSOR施設主催による検討会で結果の中間報告がなされ、ユーザーの意見を加速
器側にフイードバックする機会を持ちました。12月10日の拡大幹事会で、
これまでの計画を縮小した第I期案が提案され、これまでの計画を第II期案と
して堅持するということが、提案されました。拡大幹事会では、
以下のような結論がでました。
1. 本計画(第II期計画)は維持(堅持)する。
2. 早期実現を目指すため、第I期計画を推進する。
3. 今回の経緯を全国ユーザに早急にきちんと知らせ、理解を求める。
4. 全国共同利用の運営体制を明確にする。
5. どういうサイエンスをやるのか?どういうユーザがいるのか?についてき
ちんと議論し、ユーザの再グルーピングを行う。その結果を対外部資料とし
て分かり易い形にまとめる。
この計画変更については、以上のような経過を経て、提案されてきました。
本総会では、この提案を基に、ユーザーのみなさまに、積極的なご議論をして
いただきたく存じております。
この計画変更の提案は以上のような経過から生まれたものですが、今回の総
会では、この提案を基にして、ユーザーの皆様に議論をしていただきたいと思
います。将来のVUV・SX放射光科学の動向を左右する重要な問題ですので,是
非皆様の積極的な参加をお願いいたします。