東京大学高輝度光源計画
加速器の概要

挿入光源の影響と補正

円偏光アンジュレーター(U60C)によるカップリング

  垂直方向のエミッタンスは、分散関数によって発生する部分と、結合によって水平方向から分配される部分の両者を考えなくてはいない。ここでは、結合によって分配される部分のみ考えることとする。
  カップリングはおよそ10-6であり、ほぼ完全に無視できる。マッチングにおいても結合項を無視しても差し支えなく、また、非線形項を考慮に入れたダイナミックアパーチャーは、水平偏光の垂直方向と垂直偏光の水平方向とほとんど等しくなる。
 
  エミッタンスは以下のようになる。

  従って、カップリングの大きさは以下のようになる。



Updated on Thursday,18,Jan.,2001

SOR施設加速器部門


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