ビームライン紹介

ビームラインについて

 ビームラインBL07LSUには、8台の水平/垂直偏光型8の字アンジュレータを組み合わせた長尺アンジュレータが光源としてSPring-8蓄積リングに設置されています。連続偏角可変のMonk-Gillieson型不等刻線間隔平面回折格子分光器を経て、実験ステーションにおいて、

  1. エネルギー範囲(hv):250~2000 eV
  2. エネルギー分解能:>10,000
  3. 集光サイズ:<10μm
  4. フラックス:>1012photons/sec/0.01%BW

の光学性能を有した軟X線が利用できます。本挿入光源は偏光可変型のクロス・アンジュレータで、ビームラインではその偏光度測定のための解析器(Soft X-ray Polarimeter)を準備し、97%以上の水平・垂直偏光、および(楕)円偏光性を確認しました。今後さらにエネルギー分解能及び偏光度を高める調整を行う予定です。

参考文献リスト

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