高性能偏極中性子散乱装置
5G PONTA
Polarized Neutron Triple-Axis Spectrometer
[English]
概要
 この装置は、改造3号炉の熱中性子水平実験孔5Gに設置された中性子散乱装置
で、偏極中性子ビームを用いて偏極解析中性子散乱および偏極中性子回折実験、又
非偏極中性子ビームを用いて非弾性散乱および中性子回折実験が可能である。又、
最近熱中性子スピンエコーオプションが整備され、14meVの入射エネルギーを
用い、数μeVのエネルギー幅を持つ準弾性散乱のダイナミックスの測定が可能に
なった。
 装置駆動はμ−VAXを用いて行なう。
仕様及び性能
	モノクロメーター部	:モノクロメ−タ−3種・ポーラライザー可変
			モノクロメーター	ベントPG	(非偏極)
						Cu		(非偏極)
						Ge		(非偏極)
			ポ−ラライザ−		ホイスラー
	コリメ−タ−		:第1		15',40',open
				 第2〜4	10',20',40',80'
	アナライザ−		:PG,Si ホイスラ−(偏極解析用)
	角度駆動範囲		:	17゜≦2θM≦60゜
				   −45゜≦2θS≦150゜
					 0゜≦2θA≦80゜
	ビ−ムサイズ		: 30mm(H)X40mm(V) まで可能
	制御ソフト		:FILMAN−J(μ−VAX,MAC)
					(温度制御も可)

スピンエコ−の実験
装置の紹介
中性子散乱研究施設のホ−ムペ−ジ
物性研のホ−ムペ−ジ