平成23年度物性研究所短期研究会
「量子凝縮系におけるdefectsおよびtopology」

日程 　2012年1月5日（水）〜7日（土）

場所 　東京大学　物性研究所　6F 講義室

申込締切　　2011年11月18日（金）発表内容の概要を（A4１枚以内）添付してくださ い

申込先 　久保田実（kubota@issp.u-tokyo.ac.jp）

研究会の趣旨
固体⁴Heの「超流動」的現象、超流動⁴He、超流動³He、BECを示す中性原子など で進展を見せている量子乱流、topological number によって保護された境界でのユ ニークな量子状態や、超流動³He-Aのエッジでの自発的質量流の問題など、量子凝 縮系での最近のこれらの物理の解明には、我が国の物性研究者の貢献が大きい。 また、こうした物理の解明に、物性研の回転冷凍機は大きな役割を果たしてき た。これら分野の研究者が一堂に会し、さらに周辺の研究者を交えてそれぞれが 持つ問題点を共通の視点から整理しあうことは、今後の研究進展に大いに役立つ と期待され、物性研短期研究会の趣旨とも整合する。


想定分野
Supersolid state of quantum solid
Quantum turbulence and vortex dynamics
Vortex physics in superconductors
Super?uid 3He and exotic super?uids
Surface, interfaces, topology
Quantum systems in restricted geometry
Condensed phases of atomic gas
Crystal growth of quantum solids
etc.

尚、発表者を優先しますが、できる限り旅費の支援をしたいと思いますので、 奮ってご参加ください。ポスターセッションも設けますので、院生の方々の発表 および参加を歓迎します。

（世話人）
久保田実、奥田雄一、坪田誠、押川正毅、佐藤昌利