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中性子散乱研究会 – 海外実験支援プログラムの成果報告と、再稼働したJRR-3の現在地 –

日程 : 2022年4月18日(月) 9:30 am - 2022年4月20日(水) 12:00 pm 場所 : オンライン(zoom) 所属 : 東京大学物性研究所 附属中性子科学研究施設 世話人 : 山室修、益田隆嗣、中島多朗、眞弓皓一講演言語 : 日本語

中性子散乱は物性科学の幅広い分野で物質の構造とダイナミクスを観測する手法として盛んに活用されています。日本には加速器型中性子施設であるJ-PARC物質・生命科学実験施設と原子炉型定常中性子源JRR-3がありますが、JRR-3は2011年の東日本大震災以降稼働停止していました。しかし2021年度からはJRR-3が再稼働し、この国内二大中性子源を活用することが物質科学研究の進展に大きく寄与することが期待されます。東大物性研は、東北大、京大とともにJRR-3での中性子全国共同利用を運営しており、本研究会では再稼働1年目を終えた各装置の現状報告と、実験を行われたユーザーからの成果発表を行います。

また、前述のように2011年からJRR-3が停止していた間には、物性研は国内の中性子ユーザーの活動を海外旅費支援事業としてサポートしてきました。本事業は2020年度をもって終了しましたが、この研究会ではその成果報告としてユーザーから海外施設で得られた成果を発表してもらい、その知見を国内のコミュニティにフィードバックしてもらうことを期待しています。

詳しくは以下ページをご覧ください。
プログラム: https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/issp-workshop2022-nsl
参加登録フォーム:https://forms.gle/i9PzschzsmYBWV3a6


(公開日: 2022年04月08日)