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最終更新日 2021.8.13  Sorry, in Japanese only.

概要

物性研究所図書室は、物性科学の専門図書館です。物理・材料科学・化学・数学など物性科学に関する資料(図書・雑誌・データベース等)を幅広く収集・整備しています。物性研究所は「共同利用・共同研究拠点」の認定を受けており、物性研究所図書室も「共同利用・共同研究拠点」の図書室として、学内外の多くの研究者にご利用いただいています。

連絡先
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉5-1-5 東京大学物性研究所 本館6階
tel: 0471363210, fax: 0471363218, e-mail: issp-lib@issp.u-tokyo.ac.jp
施設
築年:2000年2月
面積:783u
閲覧席:24席
利用者用端末:3台(データベース利用2台、検索用1台)

蔵書
蔵書数(製本雑誌を含む、2021年3月末現在):総数 67,166冊、内訳 和 7,554冊、洋 59,612冊
所蔵雑誌タイトル数(2021年3月末現在):総数 734タイトル、内訳 和 99タイトル、洋 635タイトル

牧島文庫
牧島文庫は、1968年3月まで物性研に在籍した牧島象二先生が、牧島先生記念会を通じて、研究及び教育のために物性研に寄贈された資金によるものです。図書選定にあたっては、若い研究者を主な対象として、教科書的なものを選ぶこと、余裕があれば、生物学に関係する啓蒙書、科学思想に関する本、科学者の伝記等も選ぶことが留意されました。その中には、定番の教科書として長年読み継がれていながら現在は入手困難なものも多数含まれ、大学院生を中心に多くの利用者に活用されています。
参考文献:「牧島文庫目録」1971年4月 物性研図書室刊行

利用規則

東日本大震災での被災記録と防災対策

物性研究所図書室は2011年3月の震災により被災し、約2カ月の閉室を余儀なくされましたが、物性研の教職員・院生 延べ260名超のボランティアの協力を得て、2011年5月中旬から営業を再開しました。

被災当時の記録(2011年まとめ)

震災を契機に、当室では施設・設備の防災対策を見直し様々な対策をとっております。
  • 書架には耐震ブレース(斜交い)、耐震落下防止装置、滑り止めシートを設置。ブックエンドも増設し、地震が発生しても資料が落ちにくいようにしました。利用頻度の高い書架には、最上段に資料を並べないように心がけています。

  • 電動書架のメンテナンスを実施。震災により機械的な不具合が生じていないか確認しました。

  • 書架等の設備の特性と利用者動線をふまえて資料の配置を見直し、再配置しました。

  • 非常口を示す電子掲示板の他に、蓄光テープを貼り、非常口までの経路と非常ドアの使い方をわかりやすくしました。

  • 非常用電話を設置し、懐中電灯・手回しラジオと一緒に配置。非常口にはヘルメットも用意し、避難の際に利用者が使えるようにしました。

過去の図書室企画展示

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