世界最高水準の性能を有する我が国唯一の第３世代極紫外・軟Ｘ線放射光源施設

• 大電流で高品質の超低エミッタンスビームを生成し、極紫外・軟Ｘ線領域において世界最高レベルの高輝度光、あるいは大強度光を供給します。
• トップアップ入射による蓄積電流の安定化、高速・高精度軌道フィードバックによるビーム位置の安定化等、最先端の加速器技術を用いることにより、安定化した高輝度光を実験に供給します。

国内外の研究者に開かれた全国共同利用研究施設

• 利用できるアンジュレータを直線部に12台以上設置し、多くの利用者の方に超高輝度光を提供します。
• 10eV〜数keVの超高輝度極紫外・軟Ｘ線を用いて、生命科学、ナノテクノロジー等を主体とした物質科学の様々な基礎・応用研究を行うことができます。

全国の光源加速器専門家、放射光利用研究者が建設に参加

• 日本国内で唯一の第3世代極紫外・軟Ｘ線放射光源施設となるため、加速器グループ・ビームライングループ・利用者グループがそれぞれ協力し、相互の検討を反映させて計画を推進しています。

光源加速器の性能
電子蓄積リング		入射器（線形加速器、シンクロトロン）
電子エネルギー	1.8GeV（＠トップアップ運転モード）	線形加速器のエネルギー	約200MeV
ビームエミッタンス	8.nm・rad ( 最小値3.nm・radまで ）（＠1.8GeV）	シンクロトロンのエネルギー	（最大）2.0GeV
リングの周長	約280m
蓄積ビーム電流	約500mA
放射光輝度	1020photons/sec/mm2/mrad2/0.1%b.w. 以上
放射光フラックス	1016photons/sec/0.1%b.w. 以上
直線部数	17m×2カ所 6m×12カ所
ビームライン数	アンジュレータ用　12本 偏向電磁石用　14本以上
実験ステーション数	アンジュレータビームライン　約20基 偏向電磁石ビームライン　約30基





8.nmのエミッタンス時での輝度	最小3.nmのエミッタンス時での輝度