感度補正の例(1次元の場合)
例としてD2OとDMSO-d6の補正について示します。
生データ(a)を用いてバックグラウンド補正(図中では立体角・斜め入射の補正もしています)をしても、本来フラットになるべきLupolenのプロファイルに散乱角依存性が見られます(b)。
図(b)の一点や平均値を使うのではなく、プロファイルのままバックグラウンド補正した試料のデータを割り算すれば、ピクセルごとに補正がされ図(c)のようにフラットな関数が得られます。