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角度移動コマンド drive
drive
drive motor1 value1 motor2 value2 ...
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drive モーター名 指定角度
drive c2 20
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1度に2個以上のモーターを指定する事も可能です。
drive a2 20 c2 10
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ei,ef,e,h,k,l,coldtip,tsampleなどのpseudo motorの値もdriveで変更可能です。
drive ei 14.7
drive h 1 k 0 l 0
drive tsample 300
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ビームシャッター(bsht)、アテニュエーター(att)もdriveコマンドで動かします。角度の代わりにclose、openと指定します。アテニュエーターは2枚あるので2つ指定します。
drive bsht close
drive att open close
drive att open open
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mvでもdriveと同様な動作をします。mvはdriveのエイリアスです。
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(5G特有) モノクロPG filterもdriveで出し入れします。角度の代わりにin、outと指定します。
drive pg in
drive pg out
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(5G特有) スピンフリッパーの制御もdriveで出来ます。フリッパーの縦方向磁場の電流値(flipv):A単位、横方向磁場の電流値(fliph):A単位を指定できます。スピンフリップのON/OFF(実際には横方向磁場をゼロにする)は引数としてON、OFFを指定します。
drive flipv 0.5
drive fliph 0.3
drive flip on
drive flip off
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(5G特有) A1を含む複数のモーターを動かす場合、A1、C1のみを最初に動かす。A1、C1角度移動終了後、サンプルステージのエアーを落とし、A1、C1以外のモーターを動かしています。またA1を動かす時はバックラッシュを取る為に、目標角+0.2の角度にまず行き、その後目標角度に行く様にしてあります。
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DriveコマンドはGUIのDrive/Scan/Countタブ->Driveタブから実行できます。
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モーターはカテゴリーに分けられています。動かすモーターを選んで リストに加えます。リストから削除するにはDeleteボタンを 押します。
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モーター角度を入力し、Driveボタンを押して 角度移動させます。下図では、a2は-35度に、c2は-30度に、efは30.5meVに、tsampleは300Kに移動します。短い角度移動を繰り返す場合、Jog+、Jog-ボタンによりJogstepで指定された角度を動かす事ができます。
Edited by Matsuura; Updated 2007-05-03;
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