回収ガスの純度に関するアンケート集計結果 

 「回収ガスの純度に関するアンケート」にご協力いただき有り難うございました。
 回答数は、16研究室でした。

 今回のアンケートにより、多少でも回収純度関心を持っていただければ幸い です。 回収純度の悪化は、液化機をはじめ様々な機器に悪影響を及ぼしますので、 ご注意下さい。 また、各研究室が純度計を安価に購入するために、 液化室でとりまとめて一括購入しようと考えています。
 アンケート結果を見ると、取り付ける純度計の数は20個になりました (”価格による”という回答も含めて)。 液化室での在庫分(5〜10個)を含めると30個近くになるので、安く購入できるのではないかと思っています。 純度計の値段等は、今見積もっている最中ですので、わかり次第連絡いたします。


 アンケートに対するご意見・ご感想、回収ガス純度に関するご意見等がありましたら、   ekika@issp.u-tokyo.ac.jpまでお願いします。

集 計 結 果
質  問 はい いいえ 無回答
3.回収ガスの純度について監視していますか?
  (どちらか一方に○)
15
4.どのように監視していますか?
  (3で”はい”と答えた方)
・純度計を用いている
5.今後監視する予定はありますか?
  (3で”いいえ”と答えた方)
6.純度計を取り付けるつもりですか?
7.何個くらい取り付けるつもりですか? 合計 20
(”価格による”という回答を含む)
8.回収純度に関して何でもお書き下さい。
  • これまで純度については気にしていませんでした。回収率だけでなく純度についても「液化室だより」にのせるようにすれば認識されるようになるのではないでしょうか。
  • 研究室の回収口ごとに純度計を付けるのは、簡易型でも大変だと思います。(数も多いので)。研究室単位またはブロック単位等で取り付けることはできないのでしょうか?(配管位置などで可能な場合ですが)
  • 自分の装置、部屋の回収Heの純度には関心があるが、自分の部屋、物性研に関するデータが無い。自分の所でどの程度に必要なのか不明。
  • liqHeを用いる装置は1台だけでクライオスタットは通常時減圧時共にHeリークテストを行ってあります。減圧装置にはHe減圧用の(He3でも使用可)マグネットカップリングロータリーポンプを用いており装置側でのリーク量は問題にならないレベルになっています。
  • 問題は回収配管の1部がシリコンチューブになっている事ですが、継ぎ目にはシール材を注入していますので、厳しく見積もってもHe純度は95%を超えていると考えています。
  • 窒素の追い出し時に、現在はHeボンベより加圧してそれで置換も終了したとしてしまう事が多いのですが、あらく引くポンプと加圧N2ラインに取り付けるレギュレータがあれば完全に置換できると思っています。必要があるようでしたら対策します。
  • 私たちの回収純度に問題はないはず。
  • 純度計があれば、バルブの閉め忘れによるHeもれ事故の防止にもなる。また、回収に対する注意がゆきとどくので、回収率の向上そして液化機のトラブルの減少につながる。これは、He供給費用の低下につながるので、液化室にも研究室にも有効だと思う。研究室を立ち上げている今が、研究所全体で回収系を整備するチャンスだと思う。
  • 初期投資するのが大変ならば一定期間(1〜2年間)He代をちょっと高めに徴収して、そのお金で純度計を購入するといいのではないか?
  • 将来、研究室ごとに回収率に応じてHe代を可変にする場合にも純度計がなければ不公平になりかねない。
  • 昨年5月に物性研に移ってきまして六本木ではヘリウム窒素も使うことはなかったのですが、柏では使いたいと思っていますので宜しくお願い致します。
  • 純度については、以前いた所では測ってはいなかったのですが、液化室であったほうがいい、値段も手頃ということであれば購入したいと思います。