HPhi

並列計算機に対応した数値厳密対角化法による有効模型ソルバーパッケージ。広汎な多体量子系の有効模型(多軌道ハバード模型、ハイゼンベルグ模型、近藤格子模型など)の基底状態及び低励起状態の波動関数を並列計算によって求める。ランチョス法による基底状態計算、熱的純粋量子状態を利用した比熱・帯磁率の温度依存性計算が可能。さらに、ver.2.0より数値ライブラリKωが接続され、先端的数理アルゴリズム(シフト型クリロフ部分空間理論)による動的グリーン関数の計算が可能となっている。

ホームページ 

 
GitHub: https://github.com/QLMS/HPhi
 

マニュアル

qlmpack-2.0.0.tar.gzをダウンロード・解凍後、
doc/jp 内に日本語版マニュアル userguide_jp.pdf が、
doc/en 内に英語版のマニュアル userguide_en.pdf があります。
 

インストール済最新バージョン

2.0.3 (2017/08/07 現在)
 

システムB (sekirei) での利用方法

  • HPhiのインストール場所

    /home/issp/materiapps/HPhi/

  • 実行ファイルのインストール場所

    /home/issp/materiapps/HPhi/HPhi-2.0.0-0/bin/

    (*) このバイナリはMPTを用いてビルドされています。デフォルト(MPT)設定ではなくintelMPIを使っている方はmoduleコマンドでMPTに切り替える必要があります。なお、ビルド時のオプション等は 

    $ less /home/issp/materiapps/HPhi/HPhi-2.0.0-0.log  .
    で確認できます。
  • サンプルスクリプトと入力ファイルの場所

    /home/issp/materiapps/HPhi/HPhi-2.0.0-0/samples/

  • 実行方法 (例:Lanczos法でハイゼンベルグ鎖の基底エネルギーを計算)
  1.  計算環境の準備
  2. $ source /home/issp/materiapps/HPhi/HPhivars.sh

    これにより、最新バージョンのHPhi のバイナリファイルへのPATHが通ります。また、環境変数 HPHI_ROOT にHPhi のインストールディレクトリのパスが保存されます。

    バージョンを固定したい場合は、たとえば

    $ source /home/issp/materiapps/HPhi/HPhivars-2.0.0-0.sh

    などとしてください。

  3.  入力ファイルの準備      
    $ cp -rf $HPHI_ROOT/samples/Standard/Spin/HeisenbergChain .
  4. ジョブのサブミット

    /home/issp/materiapps/HPhi/sample_jobscript/ にスクリプトのサンプルが用意されているので、カレントフォルダにコピーした上でジョブを投入します。なお、スクリプトのサンプルはexpertモード用にHPhi_expert.sh、standardモード用にHPhi_standard.shが用意されています。

    $ cp /home/issp/materiapps/HPhi/sample_jobscript/HPhi_standard.sh .
    
    $ qsub HPhi_standard.sh
  5.  結果の確認

    output_Lanczos/zvo_energy.dat とエネルギーの値を比較し、一致しているか確認。 

  • 利用回数の測定について
    ソフトウェア高度化・開発プロジェクトに採択されたソフトウェアでは、物性研スパコン システムB上での利用数を測定しています。
    プロジェクトの意義を評価するための重要な指標となりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
    なお、利用率の測定を希望されない場合には、HPhi_nocount
     を実行ファイルとして選択してください。 
  • 波数空間での相関関数をプロットするユーティリティーを使うときには、以下のようにしてgnuplotのバージョンを上げてください。
    $ module add gnuplot/4.6.7

問い合わせ先

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