東京大学物性研究所一般講演会

〜 物質科学への招待 〜

われわれの身の回りは物質であふれています。そして私たち自身も物質で出来ています。この物質の性質を,第一線で活躍中の研究者が,一般のかた向けにわかりやすく講演します。
I 福山秀敏・東北大学金属材料研究所教授

「物質にはなぜいろいろな性質がある?」

「物性」の法則性について身近な例から最近の研究成果までを紹介します。

II 木下實・東京大学名誉教授

「有機分子で磁石をつくる」

金属をいっさい含まない磁石の誕生までのいきさつを披露します。

平成15年10月11日(土)
13:00〜15:30(12:30開場)

アミュゼ柏クリスタルホール
JR常磐線・東武野田線柏駅から徒歩7分
柏市柏6−2−22 電話04−7164−4552

先着400人 / 入場無料

■お申込み■

先着順となります。当日会場へ直接お越し下さい。

■お問い合わせ■

柏市役所区画調整課
電話:04−7167−1117


◇ 福山 秀敏 教授 Professor Hidetoshi Fukuyama

東北大学金属材料研究所教授

1942年 東京生まれ
1965年 東京大学 理学部卒業、物理学専攻
1970年 東京大学理学系研究科博士課程修了
1970年 東北大学理学部助手
1971年 米国ハーバード大学ポストドクター
1973年 米国ベル研究所研究員
1974年 東北大学理学部助教授
1977年 東京大学物性研究所助教授
1984年 東京大学物性研究所教授
1992年 東京大学理学部教授
1999年 東京大学物性研究所長
2003年 紫綬褒章受章
2003年 東北大学金属材料研究所教授
◇ 木下 實 教授 Professor Minoru Kinoshita

東京大学名誉教授

1935年 東京生まれ
1958年 東京大学理学部化学科卒業
1963年 東京大学大学院化学系研究科博士課程修了
1963年 東京大学理学部助手
1969年 東京大学理学部講師
1972年 東京大学物性研究所助教授
1987年 東京大学物性研究所教授
1992年 フランス・ルイ・パスツール大学客員教授
1995年 日本化学会賞受賞
1995年 東京大学名誉教授
1995年 山口東京理科大学基礎工学部教授
2003年 日本学士院賞受賞

■東京大学物性研究所と柏キャンパス

私たちの身の回りには気体、液体、固体――また固体の中でも金属、半導体、プラスチック、宝石、磁石、超伝導体など、様々な性質をもった様々な種類の物質が数限りなく存在します。物性研究とは、それらの物質がなぜそれぞれの性質を示すのかを基礎から理解し、さらにもっと新しい物質や新しい性質を発見してゆく研究です。

東京大学物性研究所は、昭和32年(1957年)東京六本木に設立されました。以来、物性科学研究に大きな成果をあげ、その存在は国際的にも広く知られ、また、全国の研究者に共同研究の場として施設を提供してきました。

東京大学は平成4年(1992年)、「三極構造構想」を提唱し、本郷、駒場の他に柏にキャンパスを設け、この三極を軸にキャンパスの総合的な整備充実を図ることとしました。柏キャンパスの役割は未来を切り拓く教育研究の新たな拠点として、新しい大学院研究科を新設し、「学融合」という理念に基づいて、成熟度の異なる学問を融合させ、未来に向けた学問の創造を目指しています。

この構想を受けて平成12年(2000年)、物性研究所は東京から移転し、ここ柏で再スタートを切りました。柏には、全国の物性研究者の念願である東京大学高輝度光源施設の建設も予定されており、物性科学の国内・国際センターとして、また現代社会の基礎となる高度な科学技術と文化の実現に向けて、物性研究の立場から貢献します。さらに地域の人々とのふれあいを通じて、物性研究を身近に感じる文化交流の場となることも目指しています。