ダイポール格子系のモンテカルロ計算



富田裕介、松下勝義、黒田明義、菅野量子、高山一(東京大学物性研究所、日立基礎研)


近年のナノテクノロジーの進展によりナノサイズの磁性体の合成が可能となり、研究の対象として関心を集めている。磁性の相転移・臨界現象の研究では主に交換相互作用が中心となることが多いが、ナノサイズの磁性体間の相互作用ではダイポール 相互作用が中心となる。本講演ではモンテカルロ法を用いて格子上のダイポール系を計算した結果について報告する。また、分子動力学法を用いた計算結果についても比較として紹介する。

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