拡張アンサンブル法と逐次モンテカルロ法: 簡単な紹介と問題提起



伊庭幸人(統計数理研究所)


イントロダクションを兼ねて,レプリカ交換モンテカルロ法,マルチカノニカル法,逐次モンテカルロ法について,それぞれ簡単な紹介を行う.また,以下の問題について,ラテン方格の数え上げ,3体相互作用のスピン系,など簡単な事例を論じつつ,問題提起を行う (答を出すわけでは無い).
■ 1次転移ではマルチカノニカル法はレプリカ交換法より有利なのか.
■ 拡張アンサンブル法はアニーリングと本当に違うのか.
■ PERMは原理的にやばくないのか.
※ 解説・例・問題提起は,昨年6月の京大でのセミナー,講義,その際の質疑等で既出のものと大部分重なります.既に聞かれた方には申し訳ありません.

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