物性研究所 短期研究会 計算物理学

日時: 2009年12月10日(木) 10:00 〜12月11日(金) 16:20

場所: 東京大学物性研究所本館6階 大講義室(A632) (交通キャンパス地図)

主旨

物性研スーパーコンピュータセンターでは、利用者を中心に関連する研究者が 年一度集まり研究会を開催しております。本年度は12月10日(木)−11日(金) に物性研本館大講義室で開催して、(特別セッション)GPGPUはどのようなブ レークスルーをもたらすのか、(シンポジウム課題)次世代スパコンで物性研 究はどう変わるのか、の二課題について議論をして理解を深めるための機会と しよう考えております。

GPGPUは物性研究においてまだ十分に活用されるに至っていませんが、問題に よっては研究を著しく加速させる可能性があるものと考えられます。特別セッ ションでは物性分野内外から先進的利用をしている研究者やGPGPUの開発に携 わる方を招聘して、その特徴を紹介していただく講演会としたいと考えていま す。

シンポジウムでは、2012年より本格稼働する10ペタフロップス機は大規模計 算に実際に携わる物性研究者にとってどのような挑戦的ターゲットとして映っ ているのか、これまでの研究を紹介していただいた上その研究をどのように質 的に変化させ得るものなのか、等について語ることを主眼とする講演会とした いと考えています。大所高所からの抽象論よりも個々の具体的課題に重心を置 いたボトムアップ的な議論を行う場となればと期待しています。 

参加登録は無料です。

ポスター発表者の内、希望者には旅費の支援を検討しています。可能な場合、登録者におって連絡をする予定です。

参加登録(ポスター発表の受け付け)は締め切りました

なお、当日の参加受け付けは可能です。

プログラム (概要集はこちら

12月10日12月11日
電子相関統計物理学
10:00-10:25前園10:00-10:25藤堂
10:25-10:50獅子堂10:25-10:50鈴木
10:50-11:15中村10:50-11:15富田
複雑流体 1戦略拠点
11:15-11:40尾形11:15-12:15
昼食昼食
11:40-13:00 12:15-13:30 
複雑流体 2大規模計算、O(N)
13:00-13:25畝山13:30-13:55岩田
界面13:55-14:20宮崎
13:25-13:50大谷休憩
13:50-14:15小倉14:20-14:40
休憩電子系ダイナミクス、伝導
14:15-14:3514:40-15:05小野
GPGPU特別セッション15:05-15:30矢花
14:35-15:05飯高15:30-15:55曽田
15:05-15:35成見15:55-16:20原田
15:35-16:05馬路  
ポスターセッション  
16:05-17:30  

招待講演者リスト

前園 涼北陸先端大
獅子堂 達也広島大
中村 和磨東大工
尾形 修司名工大 創成シミュレーション工学専攻
畝山 多加志京大化研
大谷 実産総研
小倉 昌子阪大理
飯高 敏晃理研
成見 哲電通大
馬路 徹エヌビディア・ジャパン
藤堂 眞治東大工
鈴木 隆史物性研
富田 裕介物性研
岩田 潤一筑波大 数理物質科学研究科・計算科学研究センター
宮崎 剛物材機構
小野 倫也阪大工
矢花 一浩筑波大 数理物質科学研究科
曽田 繁利京大 基研
原田 健自 京大情報

世話人

杉野 修, 川島 直輝, 野口 博司, 常行 真司(東大理), 吉本 芳英, 鈴木 隆史, 富田 裕介, 野口 良史, 芝 隼人


短期研究会 計算物理学 事務局
Last modified: Mon Dec 7 11:47:20 JST 2009