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物性物理におけるスーパーコンピューティング

日程 : 2009年2月16日(月) - 2009年2月19日(木) 場所 : 物性研究所本館6階 大講義室(A632) 主催 : 東京大学物性研究所 世話人 : 川島直輝 (63260)
e-mail: scissp2009-sec@issp.u-tokyo.ac.jp

物性研究所のスーパーコンピュータ利用に関しては,年に1度,短期研究会として利用報告会を兼ねた研究会を開催している.2008年度末は2005年春に更新された現システムにとって運用4年の終了にあたり,現有システムによって得られる成果が最も充実している時期にあたるので,この機会に通例国内会議として開催される研究会を拡大し,国際的に活躍顕著な研究者を海外からも招き,国際ワークショップとして開催する.物性研究所スパコン共同利用の成果を中心に現在の計算物性物理学における技術的な重要課題,および物性物理学上の中心的課題を概観することによって,この分野のブレイクスルーにつなげる.具体的に想定される話題は,拡張アンサンブル法,ダイアグラム展開モンテカルロ法,テンソル積変分法などの新しい方法論の発展とそのフラストレート系・量子系への適用,第一原理電子状態計算と量子モンテカルロ法の組み合わせ,水溶液中での金属表面反応の第一原理計算,長距離相互作用によってもたらされる特徴的な物理現象,などである.

http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/public/scissp/


(公開日: 2009年01月08日)