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鏡像準位のスピンテクスチャと表面スピン流の光制御

日程 : 2018年5月30日(水) 16:00 - 17:00 場所 : 物性研究所本館6階 第5セミナー室 (A615) 講師 : 荒船 竜一 氏 所属 : 物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 世話人 : 辛 埴(ex.63380)shin@issp.u-tokyo.ac.jp
松田巌(ex.63402)imatsuda@issp.u-tokyo.ac.jp
講演言語 : 日本語

外部磁場を用いずに電子のスピンを制御するーこれは近年大きな発展を遂げているスピントロニクス研究におけるチャレンジの一つである。このときスピン軌道相互作用は最も重要な相互作用である。スピン軌道相互作用を通し、さまざまな方法でスピン制御のデモンストレーションが行われている。光によるスピン制御は、高い制御性、高速応答など注目すべき多くの特徴をもち”オプトスピントロニクス”はスピントロニクスの中でも重要なブランチの一つとなっている。

我々は表面科学、表面分光の観点からオプトスピントロニクスに寄与したいと考えて、2光子光電子分光を用いた研究を進めている。本セミナーではがこれまで取り組んできた結果を紹介する[1,2,3]。代表的な非占有表面状態である鏡像準位におけるスピン分裂をどのようにして測るか、そのスピン分裂状態をどのようにスピンコントロールに応用できるか、と言った点について議論したい。

参考文献:

[1] T. Nakazawa, et al., Phys. Rev. B, 94, 115412 (2016).

[2] R. Arafune et al., Phys. Rev. Lett., 117, 239701 (2016).

[3] R. Arafune et al. (in preparation)


(公開日: 2018年05月16日)