ISSP - The institute for Solid State Physics

教育・大学院
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柏キャンパス サイエンス キャンプ
概要 <2015年度>

柏キャンパスサイエンスキャンプは、将来の研究者としての基礎トレーニングを積むウィンタープログラムとして、東京大学前期課程理科生(1・2年生)対象に、本学柏キャンパス先端研究部局における「知の冒険の現場」を3泊4日にわたり体験するものです。物性研究所では5つの研究室(各4名まで)のプログラムが、下記日程で開かれます。

  • 柏キャンパスサイエンスキャンプⅡ(テーマ:物性と複雑系)
  • 日程:2016年1月19日(火)ー22日(金)

柏キャンパス サイエンス キャンプ2015HP

ガイダンス

正規ガイダンスが、2015年9月16日(水)6限(18:45-19:45)に駒場キャンパス1号館104教室で行われます。

授業
講師 プログラム番号 タイトル
内容 PDF
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極限コヒーレント光科学研究センター 
小林洋平
准教授
Ⅱ-① レーザーを作ってみよう レーザーポインターやインターネット,CDやDVDなど,皆さんが日常使っているレーザーですが,その中身はどうなっているのでしょうか.本プログラムではレーザーを自分で作ってみることにより,レーザーの仕組みを学びます.また,光の色を変換する魔法の結晶を使って赤外線から青色を作り出す実験を行います.よりチャレンジしたい学生はフェムト秒(10兆分の一秒)の光パルスを作り出すことも可能です.レーザー作りを通して,物理・天文・医療などにおいて最先端光科学がどのような未来を切り拓くのかを学びます. PDF
物性理論研究部門
加藤岳生
准教授
Ⅱ-② 物性科学シミュレーション入門 物質科学では、多くの数値計算手法を利用して物性の予測・実験の解釈などが行われる。コンピュータという「仮想実験装置」を用いれば、実験手法が限られる極限状況や表面・溶液での分子・原子の挙動を、詳しくかつ「あたかも見てきたかのように」調べることが可能である。本コースでは、数値計算手法の一つである分子動力学を取り上げ、数値計算パッケージを利用して、簡単な多体粒子シミュレーションや溶液・溶液中の高分子などの数値シミュレーションを体験してもらう。手法の有用性を体験していただき、物質科学シミュレーションの面白さを実感していただくことが最大の目的である PDF
国際超強磁場科学研究施設
松田康弘
准教授
Ⅱ-③ パルスマグネットを使った強磁場下での物性測定 我々が暮らす自然界は強い磁場を好まず、普段の生活で磁場を意識する機会はそれほど多くない。強い磁場を発生すると磁気応力が材料強度を超えてマグネットが破壊するが、その臨界磁場は約100テスラである。このとき、磁場が電子スピンに及ぼすエネルギーは温度換算で室温の1/3程度のスケールでしかなく、強磁場発生の難しさがわかる。本プログラムでは、最高700テスラを発生できる破壊型のパルス磁場発生手法の原理を学び、実際の装置を使って150テスラ程度での物性実験を行う。 PDF
極限環境物性研究部門
山下穣
准教授
Ⅱ-④ 超伝導の不思議な性質 低温で金属が示す最も不思議な性質の一つが超伝導である。超伝導状態は、電力輸送やリニアモーターカー、様々な精密測定などに様々に応用される一方、ゲージ対称性の破れなどの基礎物理にとって重要な概念が生まれた研究舞台であり、現在でも様々な研究が行われている。本プログラムでは、この超伝導現象への理解を深めるために、超伝導状態の理論的枠組みを与えるBCS理論を学習し、超伝導体の低温実験を参加者自らが行うことで、超伝導状態の物性について学習する。 PDF
ナノスケール物性研究部門
長谷川幸雄
准教授
Ⅱ-⑤ 原子・電子を顕微鏡で見てみよう 電子は通常、荷電した「粒子」と見なされますが、量子力学では、シュレディンガーの波動方程式によってその振る舞いが表されるように、「波」としての性質を示します。ここでは、原子を観察することができる顕微鏡として知られる走査トンネル顕微鏡(STM)を用いて、電子の波としての性質の一端を見てみましょう。具体的には、(1)電子の定在波の観察、(2)超伝導ギャップと磁場による破壊過程や量子化磁束(渦糸)の観察、(3)原子マニピュレーションによる電子の波の制御、などの課題に取り組みます。 PDF

実習場所 : 物性研究所(柏キャンパス) キャンパスまでの交通キャンパス地図