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長谷川雅大氏(加藤研究室修士課程2年)が理研シンポジウム・iTHES研究会 「熱場の量子論とその応用」で最優秀ポスター賞を受賞

2016年8月22日~24日に理化学研究所で開催された、理研シンポジウム・iTHES研究会「熱場の量子論とその応用」では、優れたポスター発表にポスター賞を設けられています。本研究会において、物性理論研究部門・加藤研究室・修士2年の長谷川雅大さんが「最優秀ポスター賞」を受賞しました。

  講演題目は「量子ドット系における温度・化学ポテンシャル駆動断熱ポンピングの理論」で、量子ドットと電子浴が強く結合している領域(コヒーレント伝導領域)において、電子浴の温度・電圧がゆっくりと周期的に変化する場合の電荷移動量の理論を発表しました。これは量子輸送現象における非平衡状態熱力学の構築の第一歩となるものです。ポスター発表では、研究内容およびプレゼンテーションが高く評価されました。

TQFT2016ポスター賞受賞者:
http://www.riise.hiroshima-u.ac.jp/TQFT/html2016/poster2016.html

(公開日: 2016年09月05日)