ISSP - The institute for Solid State Physics

教育・大学院
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教育理念
東京大学物性研究所長
瀧 川  仁 

物性研究所には物性科学の広範な分野にわたる40あまりの研究室があり、最先端の研究を行うとともに東京大学の理学系研究科、工学系研究科、新領域創成科学研究科における大学院教育を担っています。物性研究所は東京大学の附置研究所であると同時に、全国の物性研究者に開かれた共同利用・共同研究拠点であり、国内はもとより世界各国から物性科学研究者が多く来訪・滞在して共同研究や研究討論を行っています。物性研究所は、最先端の研究成果を生み出す場として、また研究者間の交流の場として、世界的に高い評価を受けています。

物性研究所における大学院教育は、このような最先端の研究現場と世界に直結した研究交流環境のもとで、従来の研究分野の枠を超えた総合的な知識と広い学問的視野をもつ人材を育成することに力を注いでいます。物性研究所で研究を行う大学院生には、先端的な大規模設備を使う実験やスーパーコンピューターを用いた研究に参加する機会があり、また共同利用に関連した多数の来訪者と交流し、物性分野に関する充実した談話会・理論セミナーに参加できるメリットがあります。研究室における勉学や研究だけでなく、物性科学の広い分野に触れ、さまざまな研究機関の研究者と交流することは、将来社会のどの方面に進むにせよ、貴重な経験となるでしょう。

物性研究所に属する教員は、理学系研究科の物理学専攻、化学専攻、工学系研究科の応用物理学専攻、新領域創成研究科の物質系専攻、複雑理工学専攻を担当しています。物性研究所の大学院に入学するには、志望先の研究室の教員が属している大学院コースを受験する必要があります。