物性理論入門
[A] 入門編

 

(I)物性物理はどのような学問の基礎の上で研究されているか? 
A-I-1  物性理論とは何か? 
A-I-2  量子力学と統計力学 
A-I-3  物性の主役、電子 
A-I-4  固体中の電子 
A-I-5  固体の凝集機構 
A-I-6  電子の状態をどうやって調べるか?  1つの例ーー光で見るーー 
A-I-7  計算物理って何? 
(II)どのような面白い現象を研究しているか?

(1)相互作用する電子の引き起こす現象
A-II-1  電気抵抗がゼロになる 
- 超伝導 - 
A-II-2  磁石の起源のいろいろ 
- 磁性 - 
A-II-3  悪い金属ほど良い超伝導? 
- 銅酸化物高温超伝導 - 
A-II-4  電子が1000倍も重くなる! - 重い電子 - 
A-II-5  電子がにっちもさっちも行かなくなる- モット絶縁体と遷移金属化合物 - 
A-II-6  量子力学と磁場の作る奇妙な液体 - 分数量子ホール効果 - 
A-II-7  有機物が磁石に?  
- 有機強磁性 - 
(2)多彩な舞台ーーー磁場の中の電子、乱れた系の電子、微細な系の電子、極限条件の電子ーーー

A-II-2-1 穴に落ちてはいあがれない電子 ーーアンダーソン局在ーー

A-II-2-2 電気伝導に起きた驚くべき量子化 ーー量子ホール効果ーー

A-II-2-3 規則正しくない系の秩序と無秩序 ーー非晶質、ガラス、スピングラスーー

A-II-2-4 ミクロとマクロのはざま ーーメソスコピック系ーー

A-II-2-5 結晶とガラスのはざま ーー準結晶ーー

A-II-2-6 境界の物理      ーー表面と界面ーー
A-II-2-7 物をおしつぶして見ると? ーー超高圧下の世界、地球深部の世界ーー

 
[B] もっと詳しく知りたい人のために

 

(I)超伝導

・従来の超伝導
B-I-1 BCS理論
B-I-2 エリアシュバーグ理論

・電子相関の強い系の超伝導
B-I-3 銅酸化物高温超伝導体
B-I-4 重い電子系の超伝導

 

(II)磁性

B-II-1 スピンの統計力学

B-II-2 簡単な模型(ハバード模型)

B-II-3 金属の磁性

B-II-4 近藤効果

B-II-5 重い電子系

 

(III)電気伝導と金属絶縁体転移

B-III-1 半導体とバンド理論

B-III-2 モット絶縁体とモット転移

B-III-3 アンダーソン局在

B-III-4 量子ホール効果と分数量子ホール効果

B-III-5 メゾスコピック系

B-III-6 低次元伝導体

 

(IV)光物性

B-IV-1 光による物性研究入門

B-IV-2 f電子およびd電子系の電子状態

B-IV-3 光による物性研究の未来

 

(V)新しい物質

B-V-1 超微粒子とマイクロクラスタ

B-V-2 表面

B-V-3 準結晶

B-V-4 半導体超格子

B-V-5 炭素物質

B-V-6 シリコン系物質

 

(VI)非線形な系、非平衡な系、(複雑系)

B-VI-1 スピングラス

B-VI-2 遅い緩和

B-VI-3 量子カオス

 

(VII)統計物理、数理物理、計算物理からのアプローチ

B-VII-1 カー・パリネロ法

B-VII-2 量子モンテカルロ法

B-VII-3 場の量子論の応用と分数統計粒子

B-VII-4 厳密な答え

B-VII-5 トポロジーと物性

B-VII-6 素粒子物理と物性物理

 

[C] スタッフ紹介

、、、、各研究室の紹介