総会2019 議事録

 総会2018 議事録

 総会2017 議事録

 

総会2016---------------------------------------------------------------

VUV・SX高輝度光源利用者懇談会 2016年度総会

日時:平成29年1月7日(土)11:00〜12:00
会場:神戸芸術センター 会議室504(5階)

議事

0.参加者 38名、委任状 43通あり、総会は成立していることが確認された。

1.議長に木村真一教授(大阪大)を選出した。

2.木村昭夫会長(広島大)より、平成28年度の活動報告(平成27年度総会以降)が行われた。

・会員動向
会員:446名 → 446名
賛助会員:9社 → 8社

・ISSPワークショップ開催(平成28年3月1日(火)) 「SPring-8 BL07LSUの現状 -X線分光と回折の協奏へ-」

・次回ISSPワークショップ開催予定 (平成29年3月8日(水)) 「SPring-8 BL07LSUが照らしだす物質機能の起源」

3.小嗣真人編集委員長(東京理科大)より、ニュースレター発行作業の現状について報告が行われた。
・紙媒体からWeb版へ移行作業中
・年度内に発行予定

4.雨宮健太会計委員長(高エネ研)より、平成28年度の会計報告(中間報告)が行われた。

5.有馬孝尚東京大学放射光分野融合国際卓越拠点機構長(東京大)より、放射光連携研究機構からの改組および現状についての報告が行われた。

6.松田巖物性研究所播磨分室准教授より、アンジュレータビームラインの現状およびSPring-8共同利用状況が報告された。
・偏光変調測定の成果の紹介
・共同利用実験課題採択状況・論文発表状況
・物性研究所短期研究会「新世代光源で切り拓く物質科学と生命科学の融合領域」(平成29年3月7日(火))および前記のISSPワークショップ開催予定

8.虻川匡司准教授(東北大)より、東北放射光施設(SLiT-J)計画の準備状況について説明が行われた。

9.原田慈久物性研究所播磨分室准教授より、SLiT -Jのエンドステーションとして提案予定の「超高分解能2次元角度分解軟X線発光分光ステーション」について説明が行われた。

10.近藤猛物性研究所准教授より、SLiT -Jのエンドステーションとして提案予定の「ナノ・スピンARPES」について説明が行われた。

11.全体討論
・前記の2つのSliT-Jエンドステーションの提案について、参加者の拍手による承認が行われた。
・SliT-Jエンドステーションの提案内容について、特にAPRESステーションについて、VUV領域だけでなく軟X線領域の要望、および、大気圧雰囲気下の利用など、様々議論が行われた。
・他のエンドステーションとの連携についても議論を行った。

総会2015---------------------------------------------------------------

VUV・SX高輝度光源利用者懇談会 2015年度総会

日時:平成28年1月9日(土)10:00〜11:00
会場:東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト D会場(1階)

議事

1.
議長に木村昭夫氏(広島大学)を選出した。

2.近藤会長(慶應大学)より、平成27年度の活動報告(平成26年度総会以降)が行われた。
・会員動向
会員:446名 → 446名
賛助会員:10社 → 9社(企業合併による)
・ISSPワークショップ 開催(平成27年3月5日(金)) 「SPring-8 BL07LSUの現状と新たな光源に向けた取り組み」
・NewsLetter23発行(平成27年12月)
・平成27年度第一回幹事会開催予定(平成28年1年29日(金))
・ISSPワークショップ開催予定 (平成28年3月1日(火)) 「SPring-8 BL07LSUの現状 -X線分光と回折の協奏へ-」
・物性研究所短期研究会(4月以降) 「真空紫外・軟X線放射光物性研究のパラダイムシフトに向けてU」

3.雨宮健太編集委員長(KEK)より、NewsLetter23の発行(平成27年12月)について報告が行われた。

4.奥田太一会計委員長(広島大学)より、平成27年度の会計報告(中間報告)が行われた。

5.雨宮慶幸東京大学放射光連携研究機構長(東京大学)より、機構とアウトステーションに関して現状報告が行われた。
・ 機構の組織
・ 機構ロードマップ
・ 今後のビームライン運営維持費
・ 10周年記念講演会について
・ 今後の展望(分野の融合、新しい研究分野の創出、若手の育成)

6.松田巖物性.究所播磨分室准教授より、アンジュレータビームラインの現状報告が行われた。
・ 1975年からのSOR施設の歴史
・ビームラインの説明、実験報告

7.原田慈久物性研究所播磨分室准教授より、SPring-8共同利用状況が報告された。
・ 装置の紹介
・共同利用実験課題採択状況
・各実験ステーションでの研究成果、論文発表状況
・ISSPワークショップ開催予定(平成28年3月1日(火))

8,近藤会長(慶應大学)より、平成27年開催研究会に関して報告が行われた。
・ ISSP ワークショップ(平成27年3月5日(木))の開催趣旨、発表・議論の内容
・全体討論において、近藤会長の議事提起により下記の議論が行われた。
・光源計画の現状について

9.虻川匡司准教授(東北大)より、東北放射光施設(SliT-J)に関する説明が行われた
・今後求められるVSXビームラインについて

10.和達大樹物性研究所播磨分室准教授より、昨年実施された次期光源・ビームラインアンケートの考察が行われた。

11. その他
会長、会員より、今後の協力体制についての確認がおこなわれた。

 

 

 

 

総会2014---------------------------------------------------------------

VUV・SX高輝度光源利用者懇談会 2014年度総会

日時:平成27年1月10日(土)13:15〜14:15
会場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス ローム記念館(5F大会議室)
    1. 議長に木下豊彦氏(JASRI)を選出した。
    2. 近藤会長(慶應大学)より、平成26年度の活動報告(平成25年度総会以降)が行われた。
      会員動向
       会員:441名 → 446名
       賛助会委員:13社 → 10社

      ISSPワークショップ 開催(平成26年2月19日(水)) 「SPring-8 BL07LSUの現状と第II期への展望」

      次期光源・ビームラインアンケート実施 (平成26年2月8日(金))

      平成26年度第一回幹事会の開催(平成26年6年4日(水))

      物性研短期研究会開催 (平成26年9月20日(土)、21日(日)) 「真空紫外・軟X線放射光物性研究のパラダイムシフトに向けて」

      NewsLetter22発行(平成26年11月)

      ISSPワークショップ開催予定 (平成27年3月5日(木)) 「SPring-8 BL07LSUの現状と新たな光源に向けた取り組み」


    3. 雨宮健太編集委員長(KEK)より、NewsLetter22の発行(平成26年11月)について報告が行われた。

    4. 奥田太一会計委員長(広島大学)より、平成26年度の会計報告(中間報告)が行われた。

    5. 雨宮慶幸東京大学放射光連携研究機構長(東京大学)より、機構とアウトステーションに関して現状報告が行われた。
      機構の構造・人事
      今後のビームライン運営維持費

    6. 松田巖物性研究所播磨分室准教授より、アンジュレータビームラインの現状報告が行われた。
      ・ アンジュレータの調整状況、円偏光モードの調整完了
      高速偏光切
      ・替に向けた調整状況、研究展望


    7. 原田慈久物性研究所播磨分室准教授より、SPring-8共同利用状況が報告された。
      共同利用実験課題採択状況
      各実験ステーションでの研究成果、論文発表状況
      ISSPワークショップ開催予定(平成27年3月5日(木))

    8. 辛埴物性研究所軌道放射物性研究施設長より物性研軌道放射光施設について報告が行われた。
      VUV・SX高輝度光源利用者懇談会の発足・発展の経緯、展望
      ・物性研軌道放射光施設の次期光源への支持
      つくば分室の閉鎖(平成26年3月)、物性研のスピン偏極光電子分光装置の一般の共同用研究への供出

    9. 原田慈久物性研究所播磨分室准教授より、次期光源・ビームラインアンケートの報告が行われた。
      回答数38件(紙面:26、メール:12)
      質問内容、回答結果

    10. 近藤会長(慶應大学)より、平成26年開催研究会に関して報告が行われた。
      物性研短期研究会 (平成26年9月20日(土)、21日(日))の開催趣旨、発表・議論の内容

    11. 全体討論において、松田巖物性研究所播磨分室准教授の議事提起により議論が行われた。
      SOR Activity Reportへの査読付き Technical Report of ISSP-SORの導入
      VUV・SX高輝度光源利用者懇談会への査読依頼が提起され、賛成多数で承認された。


 

 

総会2013---------------------------------------------------------------

VUV・SX高輝度光源利用者懇談会 2013年度総会

会場:広島国際会議場 (広島市中区中島町1番5号)A会場(ダリアA)
日時:2014年1月11日(土)18:30〜20:00

http://www.jssrr.jp/jsr14/

議事
  1. 議長に柿崎明人氏(学校法人筑波研究学園、元東京大学物性研究所)を選出した。
  2. 小森文夫会長(東大物性研)より、総会開始の挨拶が行われた。
  3. 組頭広志編集委員長(KEK)より、NewsLetter21の発行(平成25年11月)について報告が行われた。東京大学放射光連携研究機構長挨拶、会長挨拶、SPring-8 BL07LSUビームライン及び各実験ステーションの現状報告、つくば分室の現状報告、実施研究会報告、賛助会員13社の連絡先・営業内容、アウトステーション実験課題公募要領等を掲載している。
  4. 奥田太一会計委員長(広島大)より、平成25年度の会計報告(中間報告)が行われ、賛成多数で承認された。
  5. 雨宮慶幸東京大学放射光連携研究機構長(東大新領域)より、機構とアウトステーションに関して現状報告が行われた。
    ・機構の構造・人事

・放射光連携機構のロードマップ
・第16回専用施設審査委員会中間評価(平成25年9月24日(火))
・SPring-8シンポジウム2014(平成26年9月)を機構が主催団体の1つとして開催する予定。

  1. 松田巌物性研究所播磨分室准教授より、アンジュレータビームラインに関して現状報告が行われた。

・分割型アンジュレータにより、設計通りの円偏光度を持つ円偏光が確認できた。現在、高速偏光スイッチングの実現に向けた準備が着実に進んでいる。

  1. 原田慈久物性研究所播磨分室准教授より、SPring-8共同利用状況が報告された。

・共同利用実験課題申請状況
・各実験ステーションでの研究成果
・ISSPワークショップ開催予定(平成26年2月19日(水)、東大物性研)
「東京大学アウトステーション(SPring-8 BL07LSU)の現状と第II期への展望」

  1. 辛埴物性研究所軌道放射物性研究施設長より、物性研軌道放射物性研究施設(つくば分室)について現状報告が行われた。

・BL18A 表面・界面光電子分光装置及びBL19A スピン分解光電子分光実験装置の共同利用は2014年3月末までの予定。これらの実験は、柏キャンパスでレーザーを用いた実験装置により継続して行えるよう現在鋭意準備を進めている。

  1. 小森文夫会長(東大物性研)より、平成26年度に会長・幹事選挙が予定されていることが報告された。

10)全体討論において、会員から以下の意見があった。
中型高輝度放射光源について
・放射光コミュニティが一致団結して、ALL JAPANで実現に向けて努力することが重要である。
・新規光源において展開するサイエンスを議論する、まとめる組織が不可欠である。
・VUV・SX高輝度光源利用者懇談会は、VUV・SXコミュニティの意見をとりまとめる組織として有力な組織である。
・新規放射光施設では、SPring-8 BL07LSUのように大学・他機関の力を上手く取り入れることが重要である。

来年度研究会について
・中型高輝度放射光源の計画を念頭に置き、サイエンスを議論する研究会を積極的に計画する。


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 総会2012

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VUV・SX高輝度光源利用者懇談会 2012年度総会
会場:名古屋大学東山キャンパス ES025講義室(C会場)
日時:2013年1月12日(土)18:50〜19:50
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平成24年度VUVSX高輝度光源利用者懇談会 総会議事録

1.日時:平成25年1月12日(土)18:50〜19:50
2.会場:名古屋大学東山キャンパス ES025講義室(C会場)
3.出席者:20名(委任状は38通で総会は成立(会員427名))
4.報告・議事

  1. 議長に大門寛氏(奈良先端大)を選出した。

  2. 小森文夫会長(東大物性研)より、平成24年度の活動報告(平成23年度総会以降)が行われた。

・会員動向
会員:439名 → 427名
賛助会員:14社 → 13社
・平成23年度第一回幹事会の開催(平成24年2月2日(木))
・ISSPワークショップ開催(平成24年2月17日(火)、東大本郷)
「東京大学アウトステーション(SPring-8 BL07LSU)での研究成果と今後の展望」
・平成24年度第一回幹事会の開催(平成24年6月7日(木))
・ISSPワークショップ開催予定(平成25年2月15日(金)、東大物性研)
「東京大学アウトステーション(SPring-8 BL07LSU)の現状と偏光制御実験への展開」
・物性研究所短期研究会開催申請(平成25年5月下旬から6月、東大物性研)
「真空紫外・軟X線放射光物性研究の将来」

  3. 組頭広志編集委員長(KEK)より、NewsLetter20の発行(平成24年11月)について報告が行われた。会長挨拶、施設長挨拶、SPring-8 BL07LSUビームライン及び各実験ステーションの現状報告、つくば分室の現状報告、極限コヒーレント光科学研究センター(略称LASOR)設立報告、アウトステーション実験課題公募要領、賛助会員13社の連絡先・営業内容等を掲載している。  
 
  4. 奥田太一会計委員長(広島大)より、平成24年度の会計報告(中間報告)が行われ、賛成多数で承認された。

  5. 
尾嶋正治東京大学放射光連携研究機構長(東大工)より、機構とアウトステーションに関して現状報告が行われた。
・機構の構造・人事

・今後のBL運営維持費
・BL07LSU共同利用実験の状況

  6. 
原田慈久物性研究所播磨分室准教授より、SPring-8共同利用状況が報告された。

・ビームラインの現状(円偏光利用実験へ向けた調整状況)
・各実験ステーションでの研究成果
・共同利用実験課題申請状況
・播磨分室准教授を現在公募中

  7. 辛埴物性研究所軌道放射物性研究施設長より、つくば分室について現状報告が行われた。

・柿崎明人前施設長の退職に伴い,2012年4月より東大物性研ナノスケール物性研究部門の小森文夫教授が兼務でつくば分室担当となった。
・震災からの復旧後、順調に共同利用実験が行われている。
・BL19B 軟X線発光分光実験装置の共同利用は2013年3月末までの予定。BL18A 表面・界面光電子分光装置及びBL19A スピン分解光電子分光実験装置の共同利用は2014年3月末までの予定。

  8. 全体討論において、会員から以下の意見があった。

・放射光連携研究機構の物質科学部門と生命科学部門の相乗効果を実現するための方策を考えるべき(共同で研究会を開催する等)。
・ビームライン立上げも一段落した。放射光VUV・SXコミュニティの将来計画を議論し始めるべき時期である。

                                          (議事録:事務局)

 

総会2011

1.日時:平成24年1月6日(金)15:00 〜16:00
2.会場:鳥栖市民文化会館・中央公民館 研修室
3.出席者:19名(委任状は37通で総会は成立 (会員439名))
4.報告・議事

1)議長に原田慈久氏(東大物性研)を選出した。

2)
辛埴会長(東大物性研)より、平成23年度の活動報告(平成22年度総会以降)が行われた。

・会員動向
会員:455名 → 439名
賛助会員:16社 → 14社
・ISSPワークショップ開催(平成23年3月8日(火)、東大物性研)
「東京大学アウトステーション(SPring-8 BL07LSU)での物性研究の新展開」
・第一回幹事会の開催予定(平成24年2月2日(木))
・ISSPワークショップ開催予定(平成24年2月17日(金)、東大本郷)
「東京大学アウトステーション(SPring-8 BL07LSU)での研究成果と今後の展望」

3)奥田太一編集委員長(広島大)より、NewsLetter19の発行(平成23年10月)について報告が行われた。会長挨拶、ビームライン及び各実験ステーションの現状報告、東日本大震災時のつくば分室の状況、アウトステーション実験課題公募要領、賛助会員14社の連絡先・営業内容等を掲載している。

4)木村真一会計委員長(分子研)より、平成23年度の会計報告(中間報告)が行われた。会費有効活用の一案として、会員名簿の作成を議論した。

5)尾嶋正治東京大学放射光連携研究機構長(東大工)の代理として柿崎明人物性研究所軌道放射物性研究施設長より、機構とアウトステーションに関して現状報告が行われた。

・機構の構造・人事(原田慈久氏が平成23年12月1日付で播磨分室准教授着任)
・東大放射光アウトステーション紹介ビデオ作成とSPring-8 ChannelへのUpload
・BL07LSU共同利用実験の状況
・今後の課題(BL運営維持費など)

6)松田巌物性研究所播磨分室准教授より、SPring-8共同利用状況が報告された。

・ビームライン概要
・各実験ステーションでの研究成果
・BL07LSUホームページ公開
・共同利用実験課題申請、申請数が順調に増加。

7)柿崎明人物性研究所軌道放射物性研究施設長より、つくば分室の実験設備とその利用状況について説明がおこなわれた。

・東日本大震災の被害状況と復旧作業。現在は正常に共同利用実験が行われている
・BL19B軟X線発光分光実験装置共同利用実験を平成24年度末に停止予定

8)辛埴会長(東大物性研)より、次期会長・幹事選挙の日程予定について説明がおこなわれた。

9)全体討論において、会員から以下の意見があった。

・恒久的なビームライン運営維持費を獲得する努力が必要である。
・ビームラインにおける研究成果を評価・発信する枠組みを構築すべきである。外部評価委員会の導入を検討してはどうか。
・ビームライン及び各エンドステーションの調整・アップグレードを長期課題の時間内で行うことが適切なのか。
・共同利用実験課題申請数の増加により、ビームタイム採択率や配分時間の減少が予想される。課題審査基準について議論が必要である。
・つくば分室の今後については、更なる検討が必要である。

 

2010年度 総会

1.日時:平成23年1月7日(金)15:00 〜16:00
2.会場:つくば国際会議場 大会議室101 A会場
3.出席者:31名(委任状は48通で総会は成立 (会員455名))
4.報告・議事

1)議長に奥田太一氏(広島大学 放射光科学研究センター)を選出した。
2)辛埴会長(東大物性研)より、平成22年度の活動報告(平成21年度総会以降)が行われた。
     ・平成22、23年度会長・幹事選挙結果報告と各委員長(計画、庶務、会計、編集)紹介
    ・新体制後の会員動向
      会員:504名 → 455名
      賛助会員:18社 → 16社
    ・物質科学アウトステーション共同利用体制
    ・第一回幹事会の開催(平成22年6月16日(金))
    ・ISSPワークショップ開催予定(平成23年3月11日(金))
     「東京大学アウトステーション(SPring-8 BL07LSU)での物性研究の新展開」
3)奥田太一編集委員長(広島大)より、平成22年9月、NewsLetter18を発行したことが報告された。物質科学ビームラインの共同利用開始と各実験ステーションでの現状報告、年間行事、賛助会員16社の連絡先・営業内容等を掲載している。
4)木村真一会計委員長(分子研)より、平成22年度の会計報告(中間報告)が行われた。
5)尾嶋正治東京大学放射光連携研究機構長(東大工)より、機構とアウトステーションに関して以下の現状報告が行われた。
     ・機構の構造・人事
     ・アウトステーションの構成
     ・BL07LSU共同利用実験開始とその後の順調な運営状況(テレビ放映の紹介等)
      ・今後の課題
6)松田巌物性研究所播磨分室准教授より、SPrng-8共同利用状況が報告された。
      ・アンジュレータビームラインの立ち上げ
     ・各実験ステーションでの装置開発(目的の仕様に向け進行中)と今後の展望
     ・次回共同利用実験課題申請について(締め切り1/11(火))
7)柿崎明人物性研究所軌道放射物性研究施設長より、つくば分室の実験設備とその利用状況について説明がおこなわれた。
      ・つくば分室人事
     (助教に矢治光一郎氏を迎えた。現在、教授1名 助教1名 技術職員2名、大学院生5名)
     ・リボルバーアンジュレータの制御機器の更新
     ・三つのアンジュレータビームラインの現状報告と今後の課題
8)全体討論において、会員から以下の意見があった。
      ・アウトステーションは2期目を考え始めるべきである。
     ・軌道放射物性研究施設・加速器グループの財産を今後の実験、人事計画に生かしていきたい。
     ・つくば分室の老朽化については、その特性をどう生かすかが課題である。
     ・つくばでのビームラインの今後をPFとの共通の問題として検討していくことが望まれる。

 

  2009年度 総会


  1.日時:平成22年1月6日(水) 15:00 〜16:00 開催

  2.会場:イーグレひめじ A会場 あいめっせホール

  3.出席者:23名(委任状は60通で総会は成立)

  4.報告・議事
   1) 議長に小杉信博氏(分子科学研究所)を選出した。
   2) 吉信淳会長(東大物性研)より、平成21年度の活動報告(平成20年度総会以降)が行われた。
   ・物質科学アウトステーション共同利用体制について
   ・アウトステーション共同利用実験審査委員の推挙
    大門 寛(奈良先端科学技術大学院大学)
    木村真一(分子研UVSOR)
    朝倉清高(北海道大学)
    木村昭夫(広島大学)
  ・細則の改定
    賛助会費を1口5万円から3万円に変更する。
  ・賛助会員の紹介
 
    株式会社 アイリン真空                 アステック株式会社
    NTT-ATナノファブリケーション株式会社       有限会社 オプティマ
    オミクロン ナノテクノロジー ジャパン株式会社    北野精機株式会社
    株式会社 ケンテック                   誠南工業株式会社
    ツジ電子株式会社                     有限会社 テク
    株式会社 テックサイエンス               株式会社 トヤマ
    日立金属株式会社 (現:NEOMAXエンジニアリング株式会社)
    日立造船株式会社
    VGシエンタ株式会社                   株式会社 ユニソク
    ラドデバイス株式会社                   ロックゲート株式会社

  ・東京大学アウトステーション・物質科学ビームライン共同利用実験課題募集開始について
  ・東京大学物性研究所短期研究会
   「高輝度VSX光源が切り拓く先端分光と物性研究への展開」
    (平成21年7月23、24日 東京大学物性研究所にて)
  ・ISSPワークショップ
   「真空紫外アンジュレータビームラインの高度化と物性科学」
    (平成21年12月18日)  
  3) 堀場弘司編集委員(東大工)より、平成21年9月、NewsLetter17を発行したことが報告された。
     物質科学ビームラインの共   同利用開始と賛助会員18社の連絡先・営業内容等を掲載している。
  4) 間瀬一彦会計委員長(KEK)より、平成21年度の会計報告(中間報告)が行われた。賛助会員18社を紹介し
     謝意を表するとともに、会費の今後の使途について2月開催予定の第一回幹事会にて再検討することが確認された。
  5) 尾嶋正治東京大学放射光連携研究機構長(東大工)より、アウトステーションに関して以下の現状報告が行われた。
  ・機構の構造・人事
  ・アウトステーションの構成
  ・アンジュレータとビームライン
  ・BL07LSU共同利用実験のスタートとその体制
  ・東京大学アウトステーションビームライン完成披露式典及び祝賀会
   (平成21年10月9日 SPring-8にて開催)
  6) 松田巌物性研究所准教授より、SPrng-8共同利用状況が報告された。採択課題(S-1課題3件とG-1課題2件)
    が紹介され平成21年10月より、アンジュレータビームライン、実験ステーションともに順調に立ち上げ・開発が
    進んでいることが述べられた。
  7) 吉信会長より、今年度は会長・幹事の改選の年であることが確認された。2月の幹事会にて会長の推挙・選挙
    管理委員の選出を、その後、会長信任投票・幹事予備選挙・幹事本選挙を順次取り行う予定である。
  8) 全体討論において会員から以下の意見があった。
  ・会費、会員の見直しとともに、会のあり方についても再検討すべきである。
  ・今後の運営・活動は、今までの歴史を踏まえたうえで柔軟に対応すべきである。


    


  2008年度 総会

  平成21年1月11日(日) 12:00〜13:00 開催

  会場:東京大学 本郷キャンパス (東京都文京区本郷7-3-1)

  1.日時:平成21年1月11日(日)12:00 〜13:00

  2.会場:東京大学本郷キャンパス 小柴ホール

  3.出席者:28名(委任状は35通で総会は成立)

  4.配布資料:
   東京大学アウトステーション・物質科学ビームラインの共同利用

  5.報告・議事
  1) 議長に木下豊彦氏(高輝度光科学研究センター)を選出した。
  2) 吉信淳会長(東大物性研)より、平成20〜21年度の幹事紹介と平成20年度の活動報告が行われた。
  活動内容として、平成21年度から始動予定のSPring-8での東大アウトステーション計画・共同利用体制の
  構築、ニュースレターNo.16の発行(平成20年8月)、アウトステーション計画の実施を前にした会費、会員の
  見直しの可能性などが報告された。
  3) 間瀬一彦会計委員長(KEK)より、平成20年度会計報告が行われた。また、来年度より賛助会員を募集
  する方向で検討することが提案された。
  4) 東京大学アウトステーション計画について、以下のとおり報告された。
  ・尾嶋正治放射光連携研究機構長より、SPring-8にて据付けが完了したアンジュレータの現状、機構の組織、
   全国共同利用・国際共同研究について報告された。
  ・柿崎明人放射光連携研究機構物質科学部門長より、平成21年9月の放射光実験開始に向け、調整・保守が
   進んでいることが補足された。
  ・松田巌氏(東大物性研)より、物質科学ビームライン・フリーポートでの実験ステーション案が紹介され、1月中
   にフリーポートの仕様を固める予定であることが報告された。
  5) 大門寛計画委員長に代わり吉信会長より、東京大学アウトステーション・物質科学ビームラインの共同利用
   として、共同利用実験申請課題の募集・課題の審査・研究利用経費のサポート・実験結果の報告等について,
   利用者懇談会からの要望が提案され、承認された。
  6) 吉信会長より、今後の方針として以下が確認された。
  ・今回承認された共同利用体制についての要望を東京大学放射光連携研究機構に提案する。
  ・申請課題の審査委員を当懇談会より4名推挙する。
  ・会員の見直しと再構築・会費の導入について議論を始める。
  7)総会において会員から以下の様な意見があった.
  ・会員の見直しに関しては,SPring8のアウトステーション利用者だけに限ること無く,今までに集まった会員を
   大切にしてほしい.
  ・利用者懇談会が推薦する申請課題審査委員は,ヘビーユーザーだけに限らずバランスをとってほしい。

                                                                    




 

  2007年度 総会

  1.日時:平成20年1月13日(日)12:20 〜14:00


  2.会場:立命館大学びわこキャンパス E会場

  3.出席者:27名(委任状は36通で総会は成立)

  4.配布資料:
  ・ 物性研究所短期研究会「高輝度軟X線放射光が拓く物質科学の新たな地平」 (平成19年7月5日〜6日)予稿集
  ・ISSPワークショップ「東京大学アウトステーション計画の実験設備について」 (平成19年12月8日) 予稿集

  5.報告・議事

  1) 議長に大門寛前会長(奈良先端大)を選出した。

  2) 辛埴会長(東大物性研)より、本懇談会の活動の中心であるアウトステーション計画は着実に進展しているが、
  アウトステーションで行うべきサイエンスや人員等の運営体制を明確にすることが急務であることが、報告された。

  3) 柳下明会計委員長(KEK)より、会計報告が行われ承認された。

  4) 尾嶋正治放射光連携研究機構長より、機構の現状について以下のとおり報告された。

  ・平成18年5月、物質科学部門と生命科学部門の2部門からなる東京大学放射光連携研究機構が開設された。

  ・ 現在25mアンジュレータが建設中であり、今後の利用について重点化が必要である。アウトステーションで行う
    べきサイエンスとしては、ナノビーム3次元分光解析実験、時間分解分光、軟X線発光分光を概算要求等で行う
    ことが報告された。また、フリーポートを作り、持ち込み装置の実験も行えるようにすることが報告された。

  ・ 建設・整備のための人員のビームライン常駐体制が報告された。

  5) 柿崎明人放射光連携研究機構物質科学部門長より、建設を始めたビームラインの建設経過・性能について説
    明された。また、若手研究者を中心としたサブグループによる実験装置の仕様策定等が行われていることが報
    告され、 以下の各テーマが紹介された。

  ・ ナノビーム3次元分光解析実験
  ・ 時間分解分光
  ・ 軟X線発光分光
  ・ 光電子顕微鏡
  ・ 軟X線イメージング

  6) 辛会長より、懇談会の今後のあり方、東大アウトステーション計画の利用研究・運営についての提案があり、
    以下のように議論された。

  1. 限られた予算の中でより早く大きな成果を得ることが次の展望につながる。そのため、ナノビーム3次元分光解
    析実験や時間分解分光を今回の概算要求でスタートさせ、さらに、他の研究テーマについても平成20年度の
    概算要求、学内資金、外部資金等の様々な努力を行う。

  2. アンジュレータの水平偏光部を建設し、平成20年度中にビームラインおよび分光光学系を整備し先端的物質
    科学研究を円滑にスタートさせるためには、放射光利用研究者のさらなる議論と共同作業が不可欠である。
   
また、今後広く全国共同利用を推進していく。

  3. 任期満了により、今年度末、会長・幹事選挙が行われることが辛会長より報告された。

  




 

  2006年度 総会

  1.日時:平成19年1月13日(土)11:40 〜12:50

  2.会場:広島国際会議場 B会場

  3.出席者:25名(委任状は49通で総会は成立)

  4.配布資料: News Letter #15

  5.報告・議事

  1) 議長に尾嶋正治氏(東大工)を選出した。

  2) 辛埴会長(東大物性研)が本懇談会の活動の概要、東大アウトステーション計画の現状について報告した。

  3) 藤森淳編集委員長(東大新領域)の代理で辛会長が、News Letter #15を発行したことを報告した。

  4) 吉信淳計画委員長(東大物性研)の代理で、尾嶋庶務委員長(放射光連携機構長)が、平成18年6月21日、
    東京大学・武田ホールにて
  開催した東京大学放射光連携研究機構開設シンポジウム(VSX懇談会共催)につい ての報告を行った。

  5) 柳下明会計委員長(KEK)の代理で尾嶋庶務委員長が会計報告を、宮原恒c会計監事が監査報告を行い、
    承認された。

  6) 柿崎明人放射光連携機構・物質科学部門長が、高輝度光源計画の中止とアウトステーション計画について
    説明した。

  7) 辛会長より、今後の懇談会のあり方についての提案があり、以下のように議論された。

  1. 会則の改正
   高輝度光源計画の中止により、会則の第1章第2条の(目的)の部分を改正する。改正内容については、平成
   19年2月23日開催予定の第二回幹事会にて決定することとする。
 
  2. 名簿の改訂
    懇談会の目的を明確にした上で、会員を募集し改訂する。その際、会費はとらず、学生等若い研究者を含め
    より多くに呼びかけをする。
  
  3. 東大アウトステーション計画について
  ・ 研究会等を開催し、幅広く利用研究を募り、ユーザーの希望を積極的に取り入れる。
  ・ 共同研究を推進する議論を始める。今後時間をかけて議論をすることにより、共同利用体制を整えていく必要
    がある。