編集後記
 編集委員になってから、すでに今号が3号目となります。この仕事を熱心にすればするほど、利用者懇談会会員の方々の高輝度光源に対する大きな期待が直接伝わって来るように感じます。記事を執筆してくださっている先生方の文章の中にも、その熱い思いがこめられていることがわかります。また、私事で恐縮ですが、昨年度ヨーロッパの放射光研究各機関を見学するチャンスをいただき、多くの施設を訪れました。それぞれの研究所を見て「VSX高輝度光源」の早期実現が望まれると実感いたしました。この計画が一日も早く「計画」から「現実」へと脱皮し、多くのユーザーが手軽に世界最先端の装置を使って研究ができるようになることを望みます。

渡邊 正満(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所PF)
 
 


Monday,10,May,1999

NEWSLETTER No.5 目次

高輝度光源利用者懇談会

軌道放射物性研究施設