平成11年度第2回VSX幹事会報告
1.日 時:平成10年11月27日

2.場 所:東大理学部新1号館4F会議室

3.出席者:藤森、上野(関代理)、太田、尾嶋、柿崎、木下、小森、篠原、辛、菅原、鈴木(佐藤代理)中村、宮原、柳下:以上幹事13名、
神谷(オブザーバー)、宇野(事務局)

4.議 事:

(1)計画の進捗状況
神谷施設長より、高輝度光源計画の進捗状況について以下のように説明があった。平成11年度概算要求では,東大柏キャンパス北側の土地に1GeV光源を建設する計画を要求したが,見通しは明かるくない。引き続き1GeV計画の推進を計るつもりである。また、物性研究所SOR施設田無分室は、早ければ来年度(11年度)初めに柏キャンパスに移転する可能性がある。

(2)共同利用体制検討委員会の報告および共同利用方針の検討
資料に基づき高輝度光源計画推進体制の現状と共同利用体制検討委員会でまとめられた新たな推進体制案および共同利用の方針案が報告された。引き続き、1GeV計画におけるビームライン計画が確認された後、これらの案について検討を行った。推進体制は検討委員会の案が了承されたが,共同利用の方針については、課題審査の間隔,有効期限やビームライン建設維持管理体制(学内部局が建設したビームラインを部局が責任をもって維持管理できるか、など)について種々の議論があった。課題審査の有効期限、ビームラインの建設維持管理体制については,懇談会会員の意見を広く集め、今後も検討を継続することにした。

(3)今後の活動について

1)ビームライン測定系サブグループ
検討会を12/14に開催する。テーマを絞った検討会を引き続いて行う予定である。
2)原子分子および生命科学の研究会
高輝度光源を用いた原子分子研究および生命科学研究の研究会の開催が提案され、辛計画幹事が中心となって立案することとなった。


(4)その他

1)News Letter について
尾嶋幹事より12月号の校正刷りが紹介された。また、News Letterの会員以外への配布先を検討した。
2)賛助会員
賛助会員の退会が報告され、また,今後賛助会員の新規勧誘を行うこととなった。
3)会員名簿
会員名簿改訂版が紹介された。

Monday,10,May,1999

NEWSLETTER No.5 目次

高輝度光源利用者懇談会

軌道放射物性研究施設