東京大学 物性研究所

中性子科学研究施設

中性子3軸型分光器 tips


GPIBエラーリセット方法

Linux上で動いているFilmanは、PXI(左ラック最上部)とGPIBで通信をしていますが
何らかのノイズが入り通信がうまくいかなくなる事があります。
それに伴いFilmanはGPIBエラーを出してcore dampしてしまいます。
その時は以下の方法を試してみてください。

Level1:viの再起動

  1. 全てのモーターが止まっていることを確認する。
  2. 必要ならliやquで現在情報を取得しておく。
  3. Filmanを終了する。既にcore dampしている場合はしなくてよい。
  4. >sv
    >ab
  5. controlPC(DELL)上で動いているviを全てSTOPボタンで停止する。
  6. controlPC(DELL)上でfilman interface main.viを起動する。(→ボタンを押す。)
  7. 必要なら他のviも起動する。
  8. Filmanを起動する。
  9. >flmm

Level2:PXI上のGPIBのゴミを消す

  1. 全てのモーターが止まっていることを確認する。
  2. 必要ならliやquで現在情報を取得しておく。
  3. Filmanを終了する。既にcore dampしている場合はしなくてよい。
  4. >sv
    >ab
  5. controlPC(DELL)上で動いているviを全てSTOPボタンで停止する。
  6. LabVIEWを終了する。
  7. 左ラック最下部の無停電電源の電源を落とす。
  8. PXIが無停電電源につながっており、この操作はPXIの電源OFFにあたります。
  9. 深呼吸を2回ほどして、無停電電源を入れる。
  10. 30秒程後にcontrolPC上でLabVIEWを起動する。
  11. 下の方にある「実行ターゲット」を「LabVIEW for Windows」から「RTターゲット:192.168.*.*」に変更する。
  12. controlPC(DELL)上でfilman interface main.viを起動する。(→ボタンを押す。)
  13. Filmanを起動する。
  14. >flmm

Level3:Linux上のGPIBのゴミを消す

もしLevel1,2でGPIBの通信が復活しない場合はLinux側に
GPIB通信のゴミが残っている可能性があります。
その時はLinuxのrebootをお勧めします。reboot方法はセキュリティ上 ここには書けません。
近くの物性研関係者にやり方を聞いてください。

Edited by Matsuura; Updated 2005-08-4; コメント、質問はこちらへ