東京大学 物性研究所
中性子科学研究施設
熱・偏極中性子3軸型分光器PONTA
トップページ
M-S-A間距離の短縮
昨年度、5Gのビーム強度がアルミナスキャンで4/5程度、バナジウムスキャンで1/2程度、以前と比べて少ないという状況でした。この状況を打開すべく、M-S-A間距離の短縮してビーム強度を稼ぐ事を試みました。
- モノクロ側光学ベンチ架台の長さを短くしました。
- サンプルステージと干渉しない様にモノクロ側光学ベンチを加工しました。
- サンプルステージと干渉しない様にアナライザー側光学ベンチを加工しました。
- モニター、ビームシャッター、ナロワーの光学ベンチ取り付け架台をそれぞれぎりぎりの薄さまで削りました。
ビームシャッターが実験中要らないときは、外してその分サンプルをモノクロ側に近づけても構いません。
あまり近づけすぎてサンプルステージと干渉しないよう、大きく動かすときは一度分光器の近くでぶつからないか確認してください。
Edited by M.Matsuura; Updated 2007-4-3;