2010年度から新しいIRT(装置グループ)制度が始まりました。
【申請】 1.IRTは年1回、IRT計画書を申請する。 申請書には、IRTマシンタイムの内訳を明記する。IRTマシンタイムとは、(1)装置維持・高度化(M&D) 、 (2)研究・人材育成(R)、(3)マシンタイム調整用のバッファータイム(B)などを含む。 IRTマシンタイム、のうちRおよびM&D部分は全ビームタイムの1/3以下とする。 【審査】 2.IRT代表者はNSPACにてIRTマシンタイムの内訳を説明し、承認をうける。 (スライド1〜2枚程度で説明、質疑応答の後、承認を得る) 【実施】 3.IRTはホームページなどを介して、積極的に共同利用の年間予定、進捗状況、 などを公表し、採択課題、IRT課題を実施する。必要に応じて、補欠課題を実施する。 4.IRTは申請時のマシンタイムのうち、バッファータイムを除くマシンタイム (RおよびM&D)を使用する権利を有する。 【成果報告・公表】 5.装置ホームページにて成果の公表をおこなう。 6.年1回程度、IRTの成果発表を行う。 (物性研短期研究会などを企画する)
東京大学物性研究所 附属中性子科学研究施設長 柴山充弘 平成22年4月1日