ISSP - The institute for Solid State Physics

Seminar
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[短期研究会]
光で 見る・操る 電子物性科学の最前線〜強相関, トポロジー, 低次元, ダイナミクス〜
標題: 光で 見る・操る 電子物性科学の最前線〜強相関, トポロジー, 低次元, ダイナミクス〜
日時: 2017年6月12日(月)~2017年6月14日(水)  
場所: 物性研究所本館6階 大講義室(A632)  
世話人: 近藤猛、和達大樹、秋山英文(以上、東大物性研)、木村昭夫(広大) (内線:63367)
e-mail: kondo1215 :at: issp.u-tokyo.ac.jp
趣旨: 物質の電子物性を司る電子構造を直接観察できる光電子分光は、電子物性科学において強力かつ汎用な実験ツールとしての地位をすでに確立している。この潮流と立ち位置は今後も維持されていく一方、次世代を担う若手研究者には、光電子分光が持つさらなるポテンシャルの拡大が大きく期待されている。これまで、高温超伝導体の発見に伴う超伝導ギャップ同定や、トポロジカル絶縁体の電子構造が背負うスピン偏極観察など、新物質発見の各局面が光電子分光技術の進展を力強く後押ししたことは周知の事実である。これら見たい物質からの要請と相まって、光電子分光技術は光源の進展とも足並みを揃えて発展して来た。近年、独立に進歩を続けてきた放射光とレーザーが波長領域の守備範囲で大きな重なりを持つようになり、光電子分光利用においてもその目的に応じて横断的に使い分け可能な時代に突入している。制御されて整った光が持つコヒーレンス、偏光、パルス性といった3大特徴を駆使すれば、見るツールとして光電子分光の幅が広がるだけでなく、電子状態を操る側面を併せ持ち、光電子分光を基軸とする物性科学への夢は大きく広がる。本研究会では、光電子分光が持つ秘められた可能性を模索しつつ、近未来物性科学へ活かす機会と捉え、気鋭の若手研究者を集結させ議論する。
詳細ページ: http://www.geocities.jp/qxbqd097/2017ARPES.htm