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[物性研ニュース]
柴山教授のグループが第17回日本物理学会論文賞受賞
 柴山充弘教授が、遠藤仁元中性子科学研究施設助教(現日本原子力研究開発機構副主任研究員)、高エネルギー研究機構の瀬戸秀紀教授、貞包(さだかね)浩一朗博士研究員とともに2012年3月26日、関西学院大学にて開かれた日本物理学会第67回年次大会にて日本物理学会論文賞を受賞しました。

 受賞対象となった論文は、"A Periodic Structure in a Mixture of D2O/3-Methylpyridine/NaBPh4 Induced by Solvation Effect" J. Phys. Soc. Jpn. , Vol.76, No.11, 113602 (2007) です。彼らは、水と3メチルピリジン混合液に塩を加えた溶液が、温度によって透明から青、緑、黄色、赤と変化することを発見、その仕組みを中性子小角散乱実験により解明しました。このような長周期構造が溶液中に発生していることは、液体の概念を覆す重要な物理的発見でソフトマター物理、統計物理の分野に大きなインパクトを与えました。

写真:左から、瀬戸秀紀、貞包浩一朗、遠藤仁、柴山充弘
写真:左から、瀬戸秀紀、貞包浩一朗、遠藤仁、柴山充弘